命を、自分を大切に

私は過去に救命救急で働いていたことがありますが、救命にいると、様々な患者さんが運ばれてきます。もちろん病気で運ばれて来る患者さんや、怪我をしてしまって運ばれてくるような患者さんもいるのですが、なかにはオーバードラッグをしていたり、リストカットしたりするような患者さんが運ばれてくることがありました。オーバードラックをした患者さんに関しては多くの場合で、胃洗浄を行い、患者さんは非常に辛い思いをしますし、移リストカットの場合には傷の深さによって縫合を行うということがありました。

また本来であれば胃洗浄をする必要がないような症状の場合でも、あえて洗浄するといったこともありましたね。これはどうしてなのかというと、あえて胃洗浄をして辛い思いをしてもらうことで、二度とオーバードラッグなどをしないように、本人が改心してくれることを祈って行っています。オーバードラッグもリストカットも自傷行為になりますから、何らかの理由で自らの命を絶とうと思ったのだと思いますが、私たち病院で働いてる看護師の立場から言わせてもらうと、まだ生きていたいと思っていながらも病気などで亡くなってしまう患者さんはたくさんいますから、どうか命を大切に、そして自分を大切にしてほしいと思います。

■女性は特に自分を大切に

また救命救急で働いていて、運ばれてきた自傷行為による患者さんでも、特に若い女性で妊娠をしていたりすることもありました。ほとんどの場合に意識を失った状態で運ばれてくるのですが、意識を取り戻すと自分が辛い思いもしたことを私たち看護師に話してくれることが多かったので様々な話を聞いてきましたが、特に若い年齢で妊娠してしまい相手に話したところ、相手との連絡がつかなくなり、どうして良いのかわからなくなったので、自傷行為を行った。などということが多かったです。

話の内容を聞いていてとても辛いことだというのは分かりますが、やはり少し自分のことを大切にしてくれればこういったことにはならないと思うので、恋愛の気持ちとは別の部分で自分のことをしっかり大切にしてほしいと思います。また、若い世代の男性は女性を大切に思い、大切に扱って欲しいと思います。

極端な話、男性にしてみれば責任逃れをすることは簡単ですが、女性の場合には責任逃れをするなんていうことはできません。また最終的に傷つくのは女性であり、男性ではありませんので、こういった部分について少し考えて欲しいと思うことが多々あります。もちろん年齢にかかわららずですが、どうかどうか、自分を大切に、そして命を大切に考えて使って欲しいと思います。