小児科はプライドを捨てる

小児科に勤務している看護師というのはプライドを持っていると勤務をすることができないと思っています。あくまでも私がそのように思っているだけですが、小児科に入院しているお子さんたちは看護師の言うことを聞いてくれるお子さんだけではなく、本当に困り果ててしまうくらいに言う事を聞いてくれない子もいるので、このような場合にはプライドを捨てて子供の機嫌をとったり、子供としっかり向き合って話をしたりすることもあります。看護師としてのプライドを持っていると、どうしても上から目線になってしまったり、病気が治らないよ!と強く言ってしまったりする事がありますが、こういったプライドを持たずに子供と接するようにしていくと、本当に病気を治してほしいという気持ちがしっかりと伝わるので、子どもも前向きに治療に取り組んでくれるようになります。

まだ言葉をしっかりと理解することができないほど小さなお子さんに対しては、やっぱり表情で表現するしかありませんし、どうしても泣き止んでくれない時などには機嫌を直すように私たちが努力するしかありませんから、ここでもプライドを持っているわけにはにはいきません。特に先生が診察する時などに泣き出してしまう子供も沢山いますが、こういった場合に私がいつも行っていることはズバリ変顔です。一生懸命に言い聞かせようとしても子供は言うことを聞いてくれませんが、目に見えているものが面白ければ自然に笑ってしまうものなんですよね。

■イケメンの医師なんて気にしていられない

どういうわけか、子供からの支持率を高めるためなのかもしれませんが、小児科で働いている医師はイケメンの先生などが多く、看護師の間でも人気のある先生がたくさんいるのですが、こういった先生がいても、私は看護師としてのプライドを捨てて子供に接しているので、もちろん変顔をすることもあります。そのため先生から見れば私は色気も素っ気もない看護師だと思いますが、それでも子供がしっかりと診察を受けてくれて病気が治ってくれたり怪我治ってくれたりすれば良いと思っています。

病気を治すための入院であり、また怪我を治すための治療でありますから、こういった必要性について子供に言葉で理解してもらおうとするのはすごく難しい部分で、私の場合には言葉よりも実際のコミュニケーションで理解してもらうようにしています。そのため、迷うことなく変顔をすることもありますし、お子さんに本を読んであげる時などにも半ば感情移入をしながら一生懸命に読んであげるようにしていますわ、そういった部分で子供との信頼関係を結んでおくと、治療を嫌がった場合でも私が説明すると、私が話す言葉にしっかりと耳を傾けてくれるようになるものです。